太刀魚(タチウオ)の船ジギングの釣り方

太刀魚(タチウオ)のジギングの釣り方について説明します。

 

基本的には、船の真下にジグを投入します。

 

当たりがなければ、軽く投げてみるのもよいです。

 

そうすることによって、広く探ることができますので、釣れる可能性がアップします。

 

 

まず、仕掛けを底まで沈めます。

 

着底後、誘いを掛けながら巻き上げるのが基本です。

 

 

誘い方には、いろいろあります。

 

1つ目は、1回シャクリを入れてリールを1回転巻く(ワンピッチジャーク)です。

 

斜め下45度から水平までロッドを上下させてシャクッて巻き上げます。

 

巻き上げ速度・シャクリ速度ともに、基本的にはゆっくりで行います。

 

 

ワンピジャークには、いくつかの誘い方があります。

 

連続でワンピジャークを行い、太刀魚がいる棚よりも上がれば、沈めてまた同じようにして誘います。

 

ワンピジャークを行った後、一定時間ステイさせるのも効果的です。(ジャーク&ステイ

 

 

ワンピッチジャークを5回ほど行って、その後フォールさせてもよいです。

 

ワンピッチジャークで誘って、フォールで食わせる間を与えてやるのです。

 

この時、ラインはピンと張った状態でフォールさせます。(テンションフォール

 

緩めると、当たりを取りにくい上、ラインを切られてしまう恐れがあります。

 

 

大きくシャクッた後、あるいは何回かに分けてシャクッて巻き上げた後、ジグをフォールさせて食わせることもできます。

 

この時も、テンションフォールです。

 

 

誘う時は、基本的にはそれほど強くシャクる必要はありません。

 

しかし、夏場は強めかつ速めのワンピッチジャークがよく釣れると言われています。

 

ワンピッチジャークを継続して行います。

 

つまり、大きなフォールは入れません。

 

ある程度誘って仕掛けが上がってきたら、一気に沈めます。

 

 

シャクリ速度やシャクリ幅、リールの巻き上げ速度は、日によってどのパターンがベストなのかわからないため、いろいろと試してみるとよいです。

 

意外と速いシャクリ速度・巻き上げ速度の方がよいこともあります。

 

 

フォールの反応がよい時は、レバーブレーキ付きのスピニングリールを使って、テンションをコントロールしながらフォールさせると効果的です。

 

 

 

2つ目は、ただ巻きです。

 

ただ巻きとは、一定の速度でただ巻くだけのことです。

 

狙った棚で、ただ巻きをすると効果的です。

 

ラインにテンションを掛けたままジグを巻き上げると、追っかけてきて食うことがあります。

 

あまり速く巻き過ぎず、スローの方がよいです。

 

活性が高い時は、速く巻く方がよいこともありますが。

 

ただ巻きをしている時に、たまにちょんちょんと軽くシャクッてやるのもおすすめです。

 

 

ワンピッチジャークとただ巻きで十分釣れます。

 

食いが渋い時は、それぞれでご紹介したプラスアルファの誘い方をやってみてください。

 

これだけのバリエーションがあれば、何とかなると思います。

 

それでもダメな時は、小刻みなシャクリを入れたり、一気に巻き上げてみるなどいろいろ試してみてください。

 

周りで釣れている人のマネをするとよいです。

 

 

アクションの速さとジグのカラーで攻める!

ワンピッチジャーク・ただ巻きのどちらで誘う場合でも、アクションの速さとジグのカラーには工夫が必要です。

 

ここまでの記事内容と少し重複するかもしれませんが、ご了承ください。

 

 

アクションの速さとジグのカラーを工夫するとは、どういうことなのでしょうか?

 

簡単に言うと、1つのジグを使う場合アクションの速さを変えることで、より多くのアプローチが可能だということです。

 

アクションの速さを@基本的な速さA速いBゆっくりの3つにすると、1つのジグで3つの誘い方ができるわけです。

 

5つのカラーが異なるジグを持っていると、15通りの方法で釣ることができます。

 

 

太刀魚はアクションの速さやジグのカラーが変わると、異なった反応をみせるので、これは非常に大きなことです。

 

かなり効果的に攻めることができるようになります。

 

これを利用しない手はありません。

 

 

さらに、アクションをワンピッチジャークにするか、ただ巻きにするか、ジグを重くするか、軽くするかでも、より多くの組み合わせが可能となります。

 

いろいろ試してみて、その日のヒットパターンを見つけることが重要です。

 

 

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当たりには、食い下げと食い上げがあります。

 

食い下げは穂先が曲がったり、重みを感じたりします。

 

一方の食い上げは、曲がっていた穂先が水平の位置に戻ったり、ジグが沈まなくなったりします。

 

これは、わかりやすい当たりの場合です。

 

日のよっては、気持ち重くなったような気がするという程度の小さな当たりのこともあります。

 

非常に繊細なので、当たりを見逃さないことが重要です。

 

違和感があれば、何でも合わせてみるというスタンスでいけばよいです。

 

 

フォール中の当たりはわかりにくいですが、きちんと取ることができれば釣果アップは間違いありません。

 

ラインのふけが出るなど違和感があれば、合わせてみます。

 

そのため、フォール時のラインの変化に神経を集中しなければなりません。

 

 

釣れたけれど、スレ掛かりが多いということがあります。

 

スレ掛かりが多いということは、ジグのサイズやシャクリの速さなど、何かがあっていないということです。

 

ちょっとしたことで改善できます。

 

まずは、シャクリの速さなど誘い方を変えてみるとよいでしょう。

 

 

当たりがなければ、ジグのカラーをどんどん変えていきます。

 

カラーを変えるだけで、いきなり食ってくることは珍しいことではありません。

 

ただ、交換する前に、ジグに歯形が付いているかどうかをチェックしてください。

 

歯形が付いていれば、そのジグに反応を示しているので、そのまま使っても構いません。

 

もちろん、変えてもOKです。

 

 

太刀魚ジギングで釣果アップのためには!

 

底付近に太刀魚の反応がある場合、底付近を狙うのは鉄則です。

 

ただ、底から10mまでだけを狙うのはよくありません。

 

底から20mあるいは30m上まで攻めた方がよいです。

 

それは、仮に魚探に反応がなくても、太刀魚は浮いていることが多いためです。

 

 

大型を狙う場合は、底付近をスローで誘うようにします。

 

小〜中型を狙う場合は、速いジャークで誘うとよいです。

 

絶対ではありませんが、こうすることで釣り分けることができます。

 

参考動画

 

 

太刀魚ジギングでおすすめの商品

 

ハピソン「蓄光ジグホルダー YF-970JH」がおすすめです。

 

蓄光ジグホルダーには、ジグを収納する機能とジ蓄光の機能が備わっています。

 

船の移動時、ジグをロッドのガイドに欠ける人が多いです。

 

船の揺れでジグが落ちることがあり、非常に危険です。

 

蓄光ジグホルダーに収納しておくと安心です。

 

また、蓄光ジグホルダーは紫外線を照射することができます。

 

それにより、暗い海底でもメタルジグがより光るようになります。

 

これだけでも、ライバルと差がつくでしょう。

 

 

 

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